「思考合成リスト」について
熱風おろしの実装以後、
今までにない斬新な手順を考えたり、
より成果を上げるための手順を試行錯誤したりするプレイヤーが
たくさん増えたのではないかと思います。
各種鍛冶アドバイザーのVer 3.1より実装された「思考合成リスト」は、
このような「プレイヤーごとのオリジナルの手順」を
各装備ごとにシステムの思考ルーチンの一部として
追加/編集することができる機能です。
作成したオリジナルの手順は、
装備ごとに保存しておくことができるため、
しばらく打っていなかった装備で
「いつもの手順を忘れてしまった!」
・・・といったこともありません。
「思考合成リスト」は、
いろいろなパターンの手順で試行錯誤したり、
目的に応じて複数の手順を使い分けたり、
自分で考えた手順を改良していくことができるため、
鍛冶職人 中級者〜上級者向けの機能となります。
以降、
この「思考合成リスト」の使い方について
詳しくまとめていきますので、ぜひご活用ください。
思考合成リストを使用するメリット
自分だけのオリジナル手順をシステムの思考ルーチンへ組み込むことができます。
自分で考えた手順の試行錯誤や改良が簡単にできます。
作成したオリジナル手順は、装備個別に保存しておくことで判定基準情報と一緒に自動的に読み込まれるため、「手順忘れ」がありません。
他プレイヤーのおすすめの手順を簡単に取り込むことができます。
特定の判定条件にマッチしたときだけ打つ手順が簡単に作れます。
例1)初回に火力上げを3回してからスタートしたい。
例2)「会心率UP」のときは、できるだけ「超4連打ち」したい。
例3)「威力2倍」で会心が緑枠へ届くときだけ「ねらい打ち」したい。
例4)再生ターンを飛ばして集中力を節約したい。
例5)再生ターンを利用して、「ねらい打ち」を何度も実行させたい。
例6)「熱風おろし」を活用して特定の地金ターンを連続で打ちたい。
例7)緑枠や黒枠を「はみ出さない」ときだけ打ちたい。
使い方
1.思考合成リストを作成する
(1)思考合成リストの編集画面を表示します。
判定基準情報を読み込んだ状態で、
[思考合成]ボタンを押してください。
(2)思考合成リストを編集します。
追加行(一番下の行)の[番号]欄へ
行番号を入力して新しい行を追加します。
追加された行の各項目に判定条件を設定します。
※行の削除は、一番左の列をクリックしてから[削除]キーを押します。
@[完了] |
通常は入力不要です。 |
||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A[番号] |
行の番号です。 |
||||||||||||||||||||||
B[継続] |
このチェックボックスをチェックすると |
||||||||||||||||||||||
C[とくぎ] |
実行したい[とくぎ名]を選択してください。 |
||||||||||||||||||||||
D[Bar指定] ※2015/09/18 仕様追加 |
打ちたいバーの位置を
2015/09/18 以下の項目を追加しました。
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E[枠内判定] ※2015/09/28 仕様追加 |
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F[温度条件] |
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G[地金条件] ※2015/09/18 仕様追加 |
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H[集中力GE] ※2015/06/22 仕様追加 |
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(3)思考合成リストを保存します。
[保存]ボタンを押して、作成した思考合成リストを保存してください。
判定基準情報の名称に
「.uxi」 という拡張子がついたファイル名が標準となります。
それ以外のファイル名で保存した場合は、
判定基準情報の読み込みで自動的に読み込まれないため、
[別ファイルから読み込み]ボタンを押して
手動で読み込む必要があります。
保存が完了したら、[終了]ボタンを押してください。
2.作成済みの思考合成リストでアドバイスさせる
(1)判定基準情報を読み込みます。
判定基準情報を読み込むと、
標準の思考合成リストファイルも自動的に読み込まれます。
有効な思考合成リストが読み込まれると、
[思考合成]ボタンのテキストが「赤色」で表示されます。
(2)アドバイザーの[アドバイス]ボタンを押します。
アドバイザーの思考ルーチンは、
思考合成リストに有効な判定条件が設定されていると、
それに基づいたアドバイスを優先的に採用します。
ただし、ひっさつ発生中は思考合成リストを採用しません。
3.思考合成リストを無効化する
思考合成リストの判定条件を全て無効化して
システムの思考ルーチンのみに戻したい場合は
以下の手順で設定します。
(1)[思考合成]ボタンを押して、思考合成リスト画面を表示します。
(2)[アドバイスに含めない]の項目をチェックします。
(3)[保存]ボタンを押して保存します。
(4)[終了]ボタンを押します。
設定例
初回に火力上げを3回してからスタートしたい。
[とくぎ]欄に[火力上げ]のみを設定し、その他の判定条件は全て空欄にしておきます。
同じ行を3行作成すると、初回に900度上げてからのスタートになります。
「会心率UP」のときは、できるだけ「超4連打ち」したい。
[とくぎ]欄に[超4連打ち]を設定し、[地金条件]欄に[会心率UP]を指定します。
[010]行は、[Bar指定]欄に[左1番]を指定することで、上段の超4連打ちとなります。
この装備は、上段4本内のバー数値の差が多いため、[枠内判定]欄に[会心2]を指定して、緑枠から多少遠い位置でも早めに打つ判定条件としました。
[020]行は、[Bar指定]欄に[左3番]を指定することで、下段の超4連打ちとなります。
この装備は、下段4本内のバー数値の差が少ないため、[枠内判定]欄に[会心4]を指定して、できるだけ緑枠へ近づけてから打つ判定条件としました。
また、[継続]欄をチェックすることで、判定条件が満たされたケースでは何度でも採用されるようにしています。
「威力2倍」で会心が緑枠へ届くときは、「ねらい打ち」したい。
[とくぎ]欄に[ねらい打ち]を設定し、[地金条件]欄に[威力2倍]を指定します。
[枠内判定]欄に[会心1]を指定することで、会心が発生したときに緑枠へ届く範囲になったときだけ、ねらい打ちする判定条件としています。
もちろん、ねらい打ちが緑枠をはみ出す可能性があれば、この判定条件は採用されません。
なお、3行の判定条件はいずれも同じですが、この装備は2番目→1番目→3番目の順で緑枠値が多いため、ねらい打ちする優先度も緑枠値の多い順番となるように[Bar指定]欄を右2番→右1番→右3番の順にならべています。
また、[継続]欄をチェックすることで、判定条件が満たされたケースでは何度でも採用されるようにしています。
再生ターンを飛ばして集中力を節約したい。
[とくぎ]欄に[熱風おろし]を設定し、[地金条件]欄に[200倍数+50]を指定します。
これによって850度、650度、450度等の打ち戻し直前のターンで熱風おろしが実行されるため、再生ターンを飛ばすことができます。
[010]行で[温度条件]250度を指定して[火力上げ]しているのは、温度の下がりすぎを防止する目的です。
この手順は、黒枠値の少ない左2番を除き、左1番、左3番、右1番、右2番の4つのバーを熱風おろしで打ち進める前提としています。
緑枠値の多い左3番、右1番、右2番の3つのバーは[枠内判定]を[黒枠]にして、ねらい打ちポイント前で止める判定条件としていますが、緑枠値の少ない左1番は[枠内判定]を[緑枠]にすることで最悪、熱風おろしで直接緑枠へ入ってもOKの判定条件としています。
また、[継続]欄をチェックすることで、判定条件が満たされたケースでは何度でも採用されるようにしています。
再生ターンを利用して「ねらい打ち」を何度も実行させたい。
黒枠内で収まる間は「みだれ打ち」したい。
[とくぎ]欄に[ねらい打ち]を設定し、[地金条件]欄に[200倍数+50]を指定します。
また、[枠内判定]欄に[会心1]を指定することで、会心が発生せず緑枠へ届かないケースでは、打ち戻しによって再度ねらい打ちできるチャンスが増加します。
この装備のようにバーの総数が2本しかないケースで大成功させるためには、2本とも会心を発生させる必要があるため、打ち戻しターンを利用して会心が発生するまで何度もねらい打ちできるようにしておく手順はとても有効です。
ただし、ねらい打ち回数を増加させると集中力不足になりやすいため、序盤は火力上げ3回からみだれ打ちと熱風おろしで打ち戻しターンを飛ばしつつ集中力温存を試みる手順で組み立てています。
[200倍数+50]でねらい打ちできる条件がそろうまでは、熱風おろし以外にも、3倍打ち、2倍打ち、たたくでねらい打ちポイントまで寄せていく手順も考慮しておきます。
寄せに偏りが発生して、[200倍数+50]でねらい打ちできる条件が満たされない場合は、思考合成リストをすり抜けて、システム標準の思考ルーチンがアドバイスされる流れとなりますが、この例のように仕上げまでの手順のほとんどを思考合成リストで組み上げているケースでは、アドバイス方針を「★★★優先型」にする方がおすすめです。
できるだけ「会心率UP」で「ねらい打ち」したい。
「熱風おろし」を活用して有利なターンを多く打ちたい。
序盤は[超4連打ち]と[4連打ち]の判定行を作成して、どこかのバーがねらい打ちできるポイントになるまで進めていきます。
集中力節約を優先する場合は、[みだれ打ち]の方が有利なのですが、この例では「できるだけ会心ターンでねらい打ちしたい」という条件のため、バーの打ち数(進捗数)が安定している4連系で進める手順としています。
また、この例では、[熱風おろし]を多用する前提のため、初回に[火力上げ]を3回してからスタートする手順としていますが、集中力が不足しがちなケースでは、初回の火力上げを2回や1回に減らしても良いと思います。
できるだけ黒枠値の多いバー(複数)の[とくぎ]欄に[熱風おろし]を設定し、[地金条件]欄に[200倍数-50]を指定します。
[枠内判定]欄は、[黒枠]を指定して、ねらい打ちできるポイント前で止まるようにしておきます。
これによって、[会心率UP]と[集中力半分]の間の通常ターンを、できるだけ[熱風おろし]で飛ばすことができます。
[とくぎ]欄に[ねらい打ち]を設定し、[地金条件]欄に[会心率UP]を指定した行を各バー個別に(3本分)作成しておきます。
[枠内判定]欄は、[会心1]を指定することで、会心が発生して緑枠へ届くケースのみ「ねらい打ち」がアドバイスされるようになります。
[熱風おろし]を設定したバーに対して、[たたく]を設定した条件行を別で作成しておき、[ねらい打ち]から次の[熱風おろし]の間の手順の微調整を行います。
集中力に余裕がある場合は、[たたく]よりも[てかげん打ち]の方が、次のねらい打ちポイントまでの調整精度がより高くなります。
ねらい打ちポイントまでの寄せが理想的に進捗すれば、上図のように[会心UPターン]で偽会心の発生しない理想的な位置から[ねらい打ち]がアドバイスされます。
ただし、序盤の寄せの段階で無用な「野良会心」が発生することもあるため、[会心UPターン]で必ずしも[ねらい打ち]できるとは限りません。
序盤の寄せが理想的に進めば、[ねらい打ち]から次の[熱風おろし]までの手順が短縮されて、[会心率UP]や[集中力半分]ターンがより多く打てるようになります。
なお、中盤以降の打ち幅に偏りが発生すると、思考合成リストをすり抜けてシステム標準の思考ルーチンがアドバイスされる流れとなりますが、この例のように仕上げまでの手順のほとんどを思考合成リストで組み上げているケースでは、アドバイス方針を「★★★優先型」にする方がおすすめとなります。
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